- 製造業
- 関東
- 300kW以上
株式会社エネットで高圧電力の契約を検討しているけれど、
と気になっていませんか?
この記事では、高圧電力プランの比較サービスを提供する電力アドバイザーズが、契約を検討している企業向けに、株式会社エネットに関する情報を分かりやすくまとめています。ぜひ参考にしてください。
目次

株式会社エネットは、法人向け電力供給を主軸とする新電力会社です。
NTTグループのエネルギー事業会社であるNTTアノードエナジー株式会社を筆頭株主とし、東京ガス株式会社、大阪ガス株式会社が出資する形で事業を展開しています。通信・都市ガスといった社会インフラを担う大手企業が株主として参画している点が特徴です。
エネットは法人需要に特化した電力小売を強みとしており、低圧から高圧、特別高圧まで幅広い契約規模に対応しています。提供プランは、大手電力会社の標準メニューと同様に基本料金と電力量料金で構成される固定単価型や、市場価格に連動する市場連動型などがあり、企業の電力使用状況やコスト方針に応じた選択が可能です。
長期間にわたり新電力の高圧電力販売ランキング1位の販売量を持ち、オフィスビルやスタジアム、自治体・公共施設など全国で約2万箇所の施設に電力を供給しています。
株式会社エネットの会社情報を記載します。
| 会社名 | 株式会社エネット |
| 本社所在地 (本社・東日本本部) |
東京都港区芝公園2-6-3 芝公園フロントタワー |
| 西日本本部 | 大阪府大阪市西区土佐堀一丁目4番14号 アーバンエース肥後橋ビル |
| 代表取締役社長 | 谷口 裕昭 |
| 会社設立年月日 | 2000年7月7日 |
| 資本金 | 107億円 |
| 株主構成 | |
| 売上 | 2,492億円(2023年度) |
| 小売電気事業者登録番号 | A0009 |
| ホームページのURL | https://www.ennet.co.jp/ |
つづいては、経済産業省 資源エネルギー庁から発表されている、エネットの販売電力量をご紹介します。
| 対応電力規模 |
|
| 対応エリア | 北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力 |
| 供給実績 (2025年12月) |
|
エネットは電力供給ランキングでも上位に位置する主要な新電力会社です。
2025年12月時点では、特別高圧・高圧電力部門において新電力会社の中で供給実績1位となっています。
関連記事:特別高圧・高圧電力の供給実績ランキング
エネットの電気の導入実績については、公式HPに掲載されている導入インタビューから確認することができます。行政分野では、尼崎市や鎌倉市といった自治体での導入事例が紹介されており、公共施設を含む安定した電力供給が行われてきたことが分かります。
また企業では、三菱UFJ銀行、大塚鉄工、石屋製菓、研文社、NTT都市開発、丸井グループ、城南信用金庫など、金融機関から製造業、不動産、流通まで幅広い業種で導入されていることが確認できます。
これらの実績から、エネットは自治体や大企業を含む多様な法人ニーズに対応してきた、新電力の中でも導入実績が豊富な電力会社であるといえるでしょう。
2024年度の電源構成は以下のとおりです。
| 電源構成 |
|
| 非化石証書使用状況 |
|
| CO2排出係数 | 0.414kg-CO2/kWh |
※1この電気を調達する費用の一部は、当社以外のお客様も含めて電気の利用者が負担する賦課金によって賄われています。
この電気には非化石証書を使用していないため、再生可能エネルギーとしての価値やCO2ゼロエミッション電源としての価値は有さず、火力電源などを含めた全国平均の電気のCO2排出量を持った電気として扱われます。
※2この電気には、水力、火力、原子力、FIT電気、再生可能エネルギー等が含まれます。
※3この電気には、他社から調達している電気の一部でJEPXと特定できるものも含まれます。
※4この電気には、他社から調達している電気の一部で発電所が特定できないもの等が含まれます。
※5この電気には非化石証明書を使用していないため、再生可能エネルギーとしての価値やCO2ゼロエミッション電源としての価値は有さず、火力電源などを含めた全国平均の電気のCO2排出量を持った電気として扱われます。
注1)経済産業省の定める「電力の小売営業に関する指針(2025年3月31日)」に基づき、算定・公表しています。
注2)端数処理(四捨五入)の関係上、構成比の積み上げは100%にならないことがあります。
エネットは、特別高圧・高圧向けに固定単価型プラン(燃料調整型)を提供しています。
固定単価型プランとは、契約時に決まった電力量料金単価が、原則として契約期間中は変わらない料金プランです。
大手電力会社の標準メニューと同じく、「基本料金+電力量料金」をベースとしたシンプルな料金構成が特徴で、電気料金の見通しを立てやすい点がメリットです。
固定単価型プランでも、請求額が毎月一定になるわけではありません。
電力量料金単価は固定でも、燃料費調整額は毎月変動するためです。

燃料費調整額は、燃料価格の変動に応じて変わる費用で、計算方法は電力会社ごとに異なります。
そのため、「固定単価=毎月同じ請求額」とは限らない点に注意が必要です。
関連記事:燃料費調整額とは|計算方法と今後の見通しをわかりやすく解説
固定単価型プランの一般的な算定方法は以下のとおりです。
電気料金=基本料金+電力量料金+燃料費等調整額+再エネ賦課金
固定単価型プランは、大手電力会社と同じ料金設計を採用しているため、現在の契約内容と比較しやすく、大手電力より電気料金を抑えたい企業におすすめです。
大幅な削減を狙うプランではありませんが、使用状況によっては大手電力と比べて10%前後の単価差が期待できる場合があります。
また、基本料金単価や電力量料金単価が大手電力より低く設定されているケースも多く、切替後にどの程度削減できたかを検証しやすい点も特徴です。
供給実績が豊富で、大手企業を母体に持つエネットは、信頼性の高い新電力として多くの企業に選ばれています。大手電力よりも安価な料金プランを提示できるケースも多く、契約先企業からの評価も良好です。
一方で、エネットよりも安い固定単価型プランを提供している大手資本の新電力が存在するのも事実です。料金条件は、使用状況や契約条件、見積もり時期によって変わるため、必ずしも高圧電力の供給ランキング1位のエネットが最安とは限りません。
実際に、電力アドバイザーズでは、エネットから他社へ切り替えて電気料金の削減につながった事例や、相見積もりの結果、別の大手新電力を採用いただいた実績もあります。
特に、関東・中部・関西エリアでの具体的な切り替え事例や削減実績を知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。
「EnneGreen」は、エネットが調達する電気と組み合わせて非化石証書を購入することで、CO2排出量の削減を目指す企業の脱炭素経営を支援するプランです。
EnneGreenには、以下の4つのメニューがあります。
| メニュー名 | 概要 |
| EneGreen ZERO | EneGreen ZEROは、非化石証書を組み合わせることで、実質CO2排出ゼロの電気を利用できるメニューです。 |
| EneGreen BASIC | EneGreen BASICは、再エネ指定の非化石証書を組み合わせた実質再生可能エネルギー電気の供給を受けることができます。 |
| EnneGreen RE100 | EnneGreen RE100は、再エネ指定の非化石証書を組み合わせた実質再生可能エネルギー電気の供給を受けることができ、さらに再エネ指定の非化石証書について太陽光発電由来の非化石証書とすることを指定できます。 |
| EneGreen PPA | EnneGreen PPAは、専用の再エネ発電所と契約することができます。 |
非化石証書にはメリットもあればデメリットも存在します。
詳細を確認したい方は「非化石証書とは|仕組みや企業が導入するメリット・注意点を解説」をご覧ください。
新電力会社の契約方法や契約内容をご紹介します。
エネットの契約手続きは、見積もり依頼から供給開始まで3つの流れで進みます。
特別高圧・高圧・低圧いずれの場合も、切り替えまでの目安は1〜2カ月程度です。
まず、エネットのサイトから「電力使用状況調査票」をダウンロードし、必要事項を記入したうえで見積もり依頼を行います。一般的には、直近12カ月分の電気使用状況をもとに見積もりが作成され、使用実績に応じた料金条件が提示されます。
見積内容に問題がなければ、次に切り替えを希望する施設の申込書類を作成します。契約名義や供給地点情報などを確認しながら、正式な申し込み手続きを進めます。
また、スマートメーターが未設置の場合は、各地域の送配電会社がメーター交換を行います。交換費用は原則無料で、利用者側の負担はありません。
契約をスムーズに進めるためには、現在の契約更新月、解約通知期限、直近12カ月の使用実績、契約名義などを事前に確認しておくと良いでしょう。
エネットの契約は、「見積もり依頼 → 申込書作成 → 必要に応じてメーター交換」というシンプルな流れです。更新時期が近い場合は、余裕を持って比較・見積もりを進めることをおすすめします。
エネットの契約では、特別高圧電力・高圧電力を申し込んだ場合、原則として電力供給開始日、現行料金単価の適用開始日、または契約電力の増加日から1年未満での解約はできません。
ただし、契約者とエネット双方が合意した場合には、1年未満でも解約できる場合があります。途中解約を検討する際は、事前に個別確認が必要です。
また、EnneGreenを契約した場合は、適用期間の開始日や満了日が契約書・電力売買約款で定められています。契約終了や条件変更を希望する場合は、適用期間満了日の30日前までにエネットへ通知する必要があります。
この期限までに連絡がない場合は、契約書や約款で定められた条件のまま自動的に継続されるため注意が必要です。
エネットとの契約を検討する際は、料金単価だけでなく、契約期間・更新条件・解約ルールまであわせて確認しておくことが重要です。
特別高圧電力・高圧電力をご契約の場合、お支払い方法は以下の3種類があります。
また、支払い日は毎月27日となります。
| 電力売買約款 | https://www.ennet.co.jp/contracted/guideline/ |
| マイページログイン | https://portal.ennet.co.jp/ercm_customer/indexAction.action |
解約を希望する際は、解約希望日の90日前までに書面で通知することにより、解約することができます。ただし、解約には以下の違約金が発生します。
需給開始日または契約電力を増やした日から1年経っていない場合、臨時電力料金単価(基本料金・力率割引割増・電力量料金の1.2倍の単価)で算出した電気料金を支払う必要があります。
具体的には、以下の金額の差額を支払います。
この2つの金額を比較し、不足分がある場合は、その差額を支払う形になります。
| 電話番号(カスタマーセンター) | 0120-2233-79 |
| 受付時間 | 平日9:00~17:00 |
土日祝日・年末年始は営業を行っていないため、注意が必要です。
電気料金見直し事例
法人向け電力会社の選び方と比較方法
法人向け高圧電力プランの種類