- 製造業
- 関東
- 300kW以上
株式会社エムアンドエムサービス様では、電力アドバイザーズの提案により、グループ施設の電力契約を市場連動型プランから完全固定単価プランへ見直しました。
その結果、16施設合計で市場連動型プランと比較して年間1,446万円(▲7.7%)の削減見込みとなりました。
今回はその中から、山梨県北杜市にある宿泊施設 「八ヶ岳ホテル風か」 の事例をご紹介します。
同施設では、東京電力ベーシックプランとの試算比較で 年間2,374,157円(▲13.4%)の削減見込みとなりました。
株式会社エムアンドエムサービス様は、全国で宿泊施設や研修施設、保養所などの運営を行う企業です。
の削減見込み|株式会社エムアンドエムサービス様-2.png)
| 企業名 | 株式会社エムアンドエムサービス |
| 本社所在地 | 京都府亀岡市本梅町平松泥ヶ渕1番地1 |
| 事業内容 | 宿泊施設・研修施設・保養所などの運営受託、施設マネジメント |
その中でも「八ヶ岳ホテル風か」は、八ヶ岳の自然に囲まれた山梨県北杜市に位置するリゾートホテルです。
今回の電力見直しは、八ヶ岳ホテル風か単体ではなく、グループ全体の施設を対象に検討されました。
株式会社エムアンドエムサービス
取締役 平野 清高 様
「電力アドバイザーズの提案を受けて、グループ16施設の電力契約を見直すことになりました。」
電力契約の見直しを検討した背景には、ホテル業界全体で続くコスト上昇があります。
「ホテル業はここ数年でコストがかなり上がっています。人件費をはじめ、さまざまな固定費や変動費が上昇している状況でした。」
宿泊施設では、光熱費は運営コストの中でも大きな割合を占めるため、電気料金の見直しは経営上の重要なテーマになっていたといいます。
それまで同社では、別の電力料金比較サービスを利用し、市場連動型プランを契約していました。
しかし、契約後の状況について平野様は次のように振り返ります。
「契約してから1年ほど経っていましたが、その会社からは特にフォローはありませんでした。」
さらに、当初想定していた削減効果にも届いていなかったといいます。
「想定していたほどの削減にはなっておらず、電気料金の変動も大きかったため、現場からも不満の声が上がっていました。」
市場連動型プランは市場価格の影響を受けるため、電力市場の動きによっては当初の想定ほど削減が出ないケースもあります。
電力アドバイザーズとの面談の中で、ホテル施設の電気使用の特徴について説明がありました。
「ホテルは負荷率が高い施設と言われました。」
負荷率とは、契約電力に対してどれだけ効率よく電気を使っているかを示す指標です。
ホテルでは
など多くの設備が長時間稼働するため、電力使用量が安定して多くなる傾向があります。
そのため、電力の市場価格が想定より少し上昇しただけでも、電気料金への影響が大きくなる可能性があります。
電力会社を見直す際に大きな課題となったのが、見積もりの比較でした。
平野様は次のように話します。
「各社の見積もりを見ても条件が違うので、そのままだと比較が難しいんです。」
電力会社によって
などが異なるため、提示された数字だけでは正確な比較が難しいケースが多いといいます。
そこで役立ったのが、電力アドバイザーズが作成した比較表でした。
「各社の見積もりを同じ条件で整理して横並びで比較できたので、とても分かりやすかったです。」
複数の電力会社の提案を同じ基準で整理することで、どのプランが自社にとって適しているのかを判断しやすくなりました。
電力アドバイザーズから提案されたのは、市場連動型ではなく完全固定単価プランでした。
「価格変動リスクを抑える提案でした。」
ただし当時は電力市場が比較的落ち着いており、削減額自体はそれほど大きくありませんでした。
「リスクを抑える提案なのは理解できましたが、すぐに切り替えるかどうかは少し様子を見ていました。」
また施設によって契約条件が異なるため、どの施設を見直すかを慎重に検討していました。
最終的な判断は年明けに行われました。
「電力先物市場の状況も踏まえ、完全固定単価プランへ切り替えることを決めました。」
その後、世界情勢に大きな変化が起こります。
「ちょうどその後に、中東のイラン情勢が悪化し、原油価格が高騰しました。」
原油価格は一時 100ドルを突破 し、エネルギー価格の上昇が懸念される状況となりました。
「結果的に、先物価格が上昇する前のタイミングで契約ができていたので、良いタイミングで切り替えが間に合った形になりました。」
「八ヶ岳ホテル風か」は、八ヶ岳の自然に囲まれた山梨県北杜市に位置するリゾートホテルです。
の削減見込み|株式会社エムアンドエムサービス様:ホテル風か-300x110.png)
| 施設名 | 八ヶ岳ホテル風か |
| 所在地 | 山梨県北杜市小淵沢町字上の原3989-1 |
東京電力ベーシックプランとの比較試算で以下の削減見込みとなりました。

| 契約電力 | 157kW |
| 年間使用電力量 | 760,000kWh |
| 削減見込額 | 2,374,157円 |
| 削減率 | ▲13.4% |
今回の電力見直しでは、八ヶ岳ホテル風かだけではなく、グループ施設全体の電力契約を見直しました。
その結果、16施設合計で年間1,446万円(▲7.7%)の削減見込みとなりました。
平野様は、最終的に電力アドバイザーズを選んだ理由について次のように話します。
「一番の理由は、切り替え後のフォロー体制です。」
電力アドバイザーズでは
を行っています。
「契約して終わりではなく、その後も見直しを支援してくれる点が安心できました。」
最後に平野様は、電力契約について次のように話します。
「今年は完全固定単価型が良い選択だったと思います。」
しかし、それが将来も最適とは限らないといいます。
「電力市場は情勢や制度によって変わります。今後も状況を見ながら、どのプランが最適かを判断していきたいと思っています。」
今回の八ヶ岳ホテル風か様の事例では、東京電力ベーシックプランとの比較試算で、年間 2,374,157円(▲13.4%)の削減見込みとなりました。
宿泊施設では、空調・給湯・厨房設備など多くの設備が長時間稼働するため、電気使用量が多くなりやすく、電力契約の内容によって電気料金が大きく変わることがあります。
また、企業ごとに電気の使用状況や契約電力、稼働時間帯が異なるため、同じ東京電力の契約であっても最適な電力プランは企業によって変わります。
今回のように、複数の電力会社の見積もりを同じ条件で比較することで、電気料金の削減につながるケースも少なくありません。東京電力ベーシックプランを利用している企業でも、一度比較を行うことで新たな削減余地が見つかる可能性があります。
電気料金見直し事例
法人向け電力会社の選び方と比較方法
法人向け高圧電力プランの種類