【2025】エナリスの高圧電気料金は高い?評判や決算、撤退経緯や解約違約金の有無まで詳しく解説

株式会社エナリスで高圧電力の契約を検討しているけれど、

  • エナリスの評判や評価は悪いのか?
  • 料金プランにはどのような種類があるのか?
  • 解約時に違約金はかかるのか?
  • 業績や決算に不祥事などの問題はないのか?
  • エナリス・パワー・マーケティングやKDDIとの関係は?

と気になっていませんか?

この記事では、高圧電力の契約を検討している企業向けに、株式会社エナリスに関する役立つ情報を分かりやすくまとめています。ぜひ参考にしてください。

株式会社エナリスの基本情報・会社概要

※出典「株式会社エナリス

運営会社 株式会社エナリス
会社創業時期 2004年12月
所在地(本社) 東京都千代田区神田駿河台2-5-1
御茶ノ水ファーストビル 14F
資本金 1億円(2021年12月17日現在)
代表取締役社長 都築 実宏
事業内容
  • 法人需要家向けサービス
  • 新電力事業者向けサービス
売上高
(2023年4月~2024年3月)
1,451億4,400万円
株主
auエネルギーホールディングス株式会社(59%)
電源開発株式会社(41%)
※()は議決権比率
小売電気事業者
登録番号
A0153
※株式会社エナリス・パワー・マーケティング
ホームページ https://www.eneres.co.jp/
グループ企業
(子会社)
  • 株式会社エナリス・パワー・マーケティング
  • 日本エネルギー建設株式会社
  • 株式会社エナリスパワー

エナリスは、エネルギーエージェントサービスや電力の卸売取引を行う企業です。
2004年に池田元英氏が創業し、「エネルギー流通情報事業」を展開しています。電力を利用する企業や団体に対し、最適な電源の選択や効率的な利用を支援するサービスを提供しています。また、東日本大震災以降は、節電をサポートするマネジメントサービスにも取り組んでいます。

エネリスの過去の不祥事

エナリスは、かつて東京証券取引所マザーズ市場に上場していた新電力関連企業です。しかし、2014年に架空取引による売上の水増しが発覚し、不適切会計が問題となりました。
架空の電力取引を計上し、売上を過大に見せかけていたことが明るみに出たことで、財務の信頼性が大きく損なわれ、東京証券取引所は同社の株式を監理銘柄に指定。その後、2015年3月に上場廃止となりました。

経営の立て直しを図る中で、2015年にKDDIがエナリスの第三者割当増資を引き受け、同社を子会社化しました。
KDDIの資本参加により、エナリスは財務基盤を強化し、経営再建を進めることが可能となりました。以降、KDDIグループの一員として電力関連事業を継続し、エネルギーマネジメントや電力小売事業の強化に取り組んでいます。

2022年7月にはKDDI株式会社からauエネルギーホールディングス株式会社に当社株式の全てが継承され、auエネルギーホールディングス株式会社子会社となりました。

つづいては、株式会社エナリスの高圧電力における料金プランを紹介します。

株式会社エナリスの高圧電力の料金プラン

株式会社エナリスは、高圧電力で主に以下の3つの料金プランを提供しています。

  • 固定単価型:再エネ標準メニュー
  • 市場連動型メニュー
  • 固定単価型:電源連動型再エネメニュー

それぞれのプランの詳細を以下に記載します。

1. 固定単価型:再エネ標準メニュー

エナリスの再エネ標準メニューは、電力量料金単価が固定で設定されるプランです。
大手電力会社が提供する標準メニューと同じ燃料費調整制度を利用した料金体系となっています。

電力の主な供給源である石炭・天然ガス・原油などの火力燃料価格が変動すると、それに伴い電気料金も上下する仕組みになっています。

燃料費の高騰や下落の影響を受け、独自に燃料費の調整が行われるため、市場価格や電源確保の状況によって燃料費等調整費が変動します。
なお、調整額は3ヶ月の平均値を基に算出されるため、燃料費が急騰した場合でも料金への反映は緩やかになります。

◎固定単価型プランの一般的な算定方法(料金体系)
基本料金(基本料金単価×契約電力×(1.85-力率/100))+電力量料金(電力量料金単価×使用電力量)+燃料費等調整費(燃料費調整額)+再エネ賦課金

関連記事:燃料費調整額とは|計算方法と今後の見通しをわかりやすく解説

 

2. 市場連動型メニュー(実質再エネ)

市場連動型プランは、電力市場(日本卸電力取引所:JEPX)の価格に連動して電気料金が変動する仕組みです。

電力市場の価格が安い時は電気料金も下がりますが、市場価格が高騰すると電気料金も上がる可能性があります。
そのため、市場価格の動向を見ながら電力を利用することで、コスト削減のチャンスを活かせるプランです。

市場連動型プランは、特に電力使用量の調整が可能な企業や、電気料金の変動リスクを許容できる法人に向いています。

◎市場連動型プランの算定方法(料金体系)

託送基本料金(託送基本料金単価×契約電力)+託送電力量料金(月間使用電力量×託送電力料金単価)+電力量料金(接続対象電力量×スポット価格+0.03)+容量拠出金+需給管理料金(月間使用電力量×調整単価)+再エネ賦課金

関連記事:法人高圧の市場連動型プランは危険?失敗しない選び方と電力会社比較完全ガイド
関連記事:JEPXとは?仕組みと今後の見通しをわかりやすく解説

 

3. 固定単価型:電源連動型再エネメニュー

エナリスの電源連動型再エネメニューは、電力量料金単価が固定で設定されるプランです。

「電源連動型再エネメニュー」は、主に相対契約による電源で構成されており、調達期間に応じて毎年4月に基本料金と電力量料金を見直します。また、調達電源の燃料費をもとに、エナリス独自の「燃料費等調整単価」を適用しています。

このメニューは、卸電力市場からの調達割合を抑えているため、市場価格に連動する一般的なプランよりも価格変動が小さいのが特徴です。
さらに、非化石証書が付与されているため、実質的に再生可能エネルギー100%の電力を利用できます。

また、本メニューはRE100、CDP、SBTの基準に準拠しており、CO₂排出量ゼロの電気として地球温暖化対策に関する報告に活用することが可能です。独自の電源調達費用を毎月の料金に反映させる料金体系です。市場価格の変動分を「燃料費調整額」で調整を行うプランです。

◎固定単価型プランの一般的な算定方法(料金体系)
基本料金(基本料金単価×契約電力×(1.85-力率/100))+電力量料金(電力量料金単価×使用電力量)+燃料費等調整費(燃料費調整額)+再エネ賦課金

 

エナリスの契約時によくある質問

エナリスの高圧電気料金は高い?評判は?

エナリスの高圧電力の料金プランは、競争力のある料金メニューです。
固定単価型プランは、負荷率によって変動しますが、大手電力会社と比較して安価に契約できる可能性があります。

ですが、電力会社の見直しを行う際は、最低でも5社の見積もりを比較するのが基本です。

電気代をできるだけ抑えたい企業様、また、後で後悔したくない企業様は、ぜひ当社までお問い合わせください。最適な電力会社選びを無料でサポートいたします。

詳しくは、「高圧電力の一括見積もりに電力アドバイザーズが選ばれる4つの理由」をご覧ください。

エナリスは過去に撤退や倒産したことがある?今後その可能性はあるのか?

2021年以降、ロシアのウクライナ侵攻や円安の影響で燃料価格が高騰し、電力取引価格の上昇が続きました。その結果、多くの電力会社が倒産・撤退・新規受付の停止を余儀なくされました。

このような状況の中、エナリス・パワー・マーケティングも既存のお客様への安定した電力供給を最優先とするため、一時的に新規受付の申込を停止していました。

これまで、ほとんどの電力会社が採用していた料金体系には、市場価格が高騰した際に電力会社側がその負担をすべて抱え込んでしまうという構造的な問題があり、大きな損失を被るケースが相次いでいました。

エナリス・パワーマーケティングではこの構造的な課題を解消し、市場価格の変動に柔軟に対応できる仕組みを整えました。新プランへの移行により、電力市場の価格変動による倒産リスクや事業撤退リスクは大幅に軽減されたと考えられます。

契約期間や解約金は?

エナリスとの契約検討時によくある質問を、約款の内容をもとにまとめました。

供給エリア 北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力
契約期間 1年間
※契約満了日の 3カ月前までに解約の申し出がない場合、契約は満了後も1年ごとに同じ条件で自動更新されます
解約違約金 あり
支払方法 口座振替、銀行振込
引き落し日 請求書発行月の23日
非化石証書 あり

解約を希望する際は、解約希望日の3ヶ月前までに書面で通知することにより、解約通知日の3ヶ月後を解約日として解約することができます。

電源構成・CO2排出係数を知りたい

エナリス・パワーマーケティングの電源構成等を以下に記載します。

電源構成
(2024年度見込み)
  • 再エネ(その他)0.87%
  • 再エネ(太陽光)0.99%
  • FIT 電気(太陽光)0.05%
  • FIT 電気(バイオマス)9.20%
  • FIT 電気(風力)0.01%
  • FIT 電気(その他)1.99%
  • 火力(石炭)6.91%
  • 火力(石油その他)0.16%
  • 火力(天然ガスその他)12.80%
  • 原子力0.28%
  • 水力(3万kw以上)1.06%
  • 水力(3万kw未満)0.14%
  • 卸電力取引所27.68%
  • その他37.86%
CO2排出係数(2023年度) 調整後排出係数:0.470kg-CO2/kWh

約款や明細、契約情報を確認したい

約款情報 https://eneres-pm.co.jp/news/3617/
マイページログイン https://customer.eneres.net/signin

エナリス・パワー・マーケティングの電力販売量

つづいては、経済産業省 資源エネルギー庁から発表されている、エナリス・パワーマーケティングの電力販売量をご紹介します。

2024年9月 2023年9月 前年比
特別高圧
2,000kW以上
1,552 3,201 -1,649
高圧
50kW~2,000kW
76,076 81,670 -5,594
低圧(電灯)
50kW以下単相・100~200V
2,935 3,651 -716
低圧(動力)
50kW以下三相・200V
2,957 3,321 -364
合計 83,521 91,843 -8,323

(単位:1,000kWh)
※出典:経済産業省 資源エネルギー庁 「統計表一覧 需要実績」

資源エネルギー庁が2025年1月に公表している、2024年9月の電力供給実績は新電力688社中38位です。
なお、電力供給実績の37位はしろくま電力株式会社、43位はTGオクトパスエナジー株式会社、44位は北海道瓦斯株式会社といった顔ぶれとなっています。

関連記事:新電力の高圧・特別高圧ランキングと選び方8選

知らないと損!
新電力見直し前に押さえるべき2つのポイント

ポイント1:電気の使用状況を事前に把握しておく

新電力から電気の提案を受ける前に、自社の使用状況を整理しておくことが大切です。

まず、直近12か月分の電気料金明細や検針票を準備し、契約電力(kW)・月別の電気使用量(kWh)・プラン名・契約期間などの基本情報を把握しておきましょう。法人割引の適用があれば、その条件についても確認しましょう。

また、稼働時間帯や曜日、電力使用のピーク時期など、自社の使用パターンを整理しておくことも重要です。複数拠点がある場合は、各拠点の契約内容を一覧化しておくと比較がスムーズになります。

こうした情報を把握しておくことで、見積りの精度が高まり、複数の新電力を同じ条件で正確に比較できます。さらに、契約内容を理解しておくことで、条件交渉を有利に進められたり、市場連動型プランなどでのリスクをより正確に把握したりすることも可能です。

電気の見直しを成功させるためには、まず「自社の現状を正しく知ること」から始めることが重要です。

ポイント2:5社以上から見積もりを取り、正しく比較する

2025年現在、電力会社は700社以上が登録されており、各社の料金プランは非常に多様で分かりづらくなっています。

通常、新電力会社に見積もりを依頼すると、他社の見積取得状況を必ず確認されます
もし2〜3社程度しか見積を取っていない場合、割引が適用されない“定価”で提示されることも少なくありません。そのため、電気代削減を目的に切り替えを検討している企業にとって、想定したほどの効果が得られない可能性もあります。

最適な条件を引き出すためには、同じプラン内容で5社以上から見積もりを取得し、電力会社同士が競合を意識した提案をしてくるようにすることがポイントです。なお、プラン内容が異なる見積もりを比較しても競争原理が働かず意味がないため、必ず条件をそろえて比較しましょう。
※例えば、固定単価型を希望であれば、同じく固定単価型のプランで5社分を比較する

また、手間を省きたい場合は電力会社の一括見積もり比較サービスを利用するのがおすすめです。

自社に合ったプランを探したい場合や、同じプランを複数社で比較したい場合に最適です。このサービスでは、企業と電力会社の間に立って見積り取得や条件整理を代行してくれるため、複数社との個別対応や資料提出の手間を大幅に削減できます。

たとえば弊社「電力アドバイザーズ」では、企業様から電気料金の明細をお預かりし、使用状況の分析からスタートします。そのうえで、経営基盤が安定し、かつ単価競争力の高い電力会社を厳選して30社に見積依頼を行います。各社から届くバラバラな書式の見積書も、条件をそろえて1枚にまとめて比較できる形でご提示します。

新電力の選定に時間をかけず、自社に最も合ったプランを見つけたい企業様には、こうした一括見積もりサービスの活用がおすすめです。

【実績の一部をご紹介】

次に、新電力の選び方で注意しておくべきポイントを説明します。

電力会社を選ぶ前に必ず確認したい!高圧電力の7つの注意点

高圧の電力プランの選び方では以下に記載の8つのポイントを押さえておきましょう。

法人の電力会社の選び方①:新電力の経営基盤の安定性

電力会社の選び方のまず1つ目は「経営基盤の安定力」です。
資源エネルギー庁によると、2025年10月10日時点で新電力(小売電気事業者)の登録は786社あります。

電力会社には倒産リスクがあるので、たとえプランが安くても、経営基盤が整っていない新電力と安易に契約するのは危険です。仮に倒産しても、セーフティーネットの制度により電気は継続して使用できますが、電力会社選びをもう一度行う手間がかかります。

母体企業の業績や株主についても確認した上で新電力会社を選定するようにしましょう。

法人の電力会社の選び方②:環境価値の有無

2つ目のポイントが、電力会社が提供する電力プランに「環境価値」をつけることができるかという点です。

環境価値とは、CO2の排出量がゼロであるなど「環境にやさしい」という付加価値のことです。太陽光や風力といった再生可能エネルギー由来の電気には環境価値があります。環境価値のある電力プランに切り替えるだけで、使用する電気を脱炭素化できます。

電気を脱炭素化すれば、消費者に対する企業のイメージアップや化石燃料高騰への対処、既存取引先との関係維持はもちろん、新規顧客獲得や投資家評価の向上にもなり、ビジネスチャンスを拡大できるメリットになります。

ただし、デメリットも存在します。
環境価値をつけた「非化石証書つき」のプランは、環境価値のないものに比べて電気料金が高くなります。

非化石証書をオプションでつけれるプランもあれば、そもそも非化石証書無しのプランを取り扱っていない電力会社も存在するため、削減見込の大きさを重視する場合は見積もりを取得する前に確認しておくことをおすすめします。

法人の電力会社の選び方③:電気の供給エリア

新電力の中には電力の供給エリアを限定している企業もあるため注意しなくてはなりません。

複数の県や地域に支店や工場などの拠点がある企業は、全てのエリアに対応している新電力から選んだ方が良いでしょう。1社との契約に絞ることで管理の手間が省けます。

一方で、新電力の中には特定の供給エリアでのみ競争力が高い料金プランを提供できる企業も存在します。
管理コストよりも電力プランの条件面を重視する場合は、複数の新電力と契約するのも一つです。

どちらを優先するのか、電力会社の選定基準を事前に決めておくことをおすすめします。

法人の電力会社の選び方④:契約期間と解約違約金

電力会社によって契約期間や解約違約金の条件は異なります。

電気代の高騰リスクを念頭に置きつつ、他の電力会社の方が安くなる場合はすぐに切り替えたい、と考える企業は少なくないと思います。
そのため、新電力会社を選ぶにあたって「契約期間」と「違約金の有無」は事前に押さえておきましょう。

例えば、契約期間内に解約をした場合、中途解約金として電気料金の1〜3ヶ月分を請求するケースや、契約残存期間の基本料金の全額を違約金に定めている電力会社もあります。

後悔しないためにも、契約期間の長さや違約金の額、更新費用やオプション費用についても事前に確認しておきましょう。

法人の電力会社の選び方⑤:支払い方法

電力会社によって、選べる支払い方法は異なります。
主な支払い方法は次の3つです。

  • 口座振替
  • クレジットカード決済
  • 銀行振込

ただし、新電力の中には口座振替のみ対応としている会社もあるため、契約前に必ず確認しましょう。

また、クレジットカード決済を希望する場合は注意が必要です。
多くの会社では決済手数料が上乗せされるため、結果的に電気代が少し割高になります。
一方で、「手数料無料」と記載されている場合も、実際にはその分があらかじめ電気料金に内包されているケースがあります。

見積書を比較するときは、支払い方法の条件と手数料の有無も含めて総合的に判断することが大切です。

請求書の確認方法も会社によってさまざま

電力会社によって、請求書の受け取り方法も異なります。
紙の請求書を郵送で発行してくれる会社もあれば、各社のマイページ(WEBサイト)上でのみ確認できる会社もあります。

また、郵送を希望する場合に追加料金がかかる会社もあれば、無料で対応してくれる会社もあります。コストだけでなく、社内の経理処理の流れに合う方法を選ぶことが大切です。

法人の電力会社の選び方⑥:キャンペーンの有無

電力会社によっては新規契約のキャンペーンを実施している場合があります。
基本料金単価の数%割引を適用するキャンペーンや、初年度の契約期間中における解約違約金の支払いを免除するキャンペーンなどがあります。
好条件で申込ができる場合もあるため、前もって確認することをおすすめします。

法人の電力会社の選び方⑦:料金プラン

最も重要なポイントとなるのが、新電力の料金プランです。
現在、電力会社で提供されている主な料金プランは以下の4種類です。

プラン名 特徴 メリット デメリット
燃料調整型プラン 従量料金の単価は24時間固定。ただし、火力燃料(石炭・天然ガス・原油など)の価格変動により電気代が変動する。 ・24時間単価が一定でわかりやすい。
・急激な価格変動が起きにくい。
燃料価格の影響を受けるため、電気料金が不透明になりやすい。
市場連動型プラン EPX(日本卸電力取引所)から調達した電気を供給。30分ごとに市場価格に応じて単価が変動する。 電力の使用状況や需給によって電気代を大幅に安くできる可能性がある。 市場価格の影響を直接受けるため、電力需要が高い時期に料金が高騰するリスクがある。
完全固定型プラン 燃料費調整額がなく、市場価格の変動を受けない。電力量料金は「固定単価×電気使用量」のみで計算。 ・年間の電気代を見積もりやすい。
・価格変動リスクがない。
市場価格が低下しても料金は変わらないため、安い電気を活用しにくい。
ハイブリッドプラン 市場連動型と完全固定型を組み合わせたプラン。夏季・冬季の需要が高い時期は完全固定型、春・秋の電力需要が小さい時期は市場連動型を適用。 価格変動リスクを抑えつつ、市場価格が安い時期のメリットを享受できる。 料金体系が複雑になりやすい。

このように、それぞれのプランにはメリット・デメリットがあるため、使用状況に応じた最適なプランを選択することが重要です。

電力アドバイザーズは最適な電力会社を見つけるお手伝いをしています

電力アドバイザーズは、電力会社との契約を見直して電気代削減を支援する、電力会社の一括見積もりサービスをおこなっています。
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無料見積もりサービスの特長は以下の3点です。

  • 提携先の電力会社から、お客様に代わって一括で見積もりを取得
  • 電力会社との単価交渉から契約手続きまでを電力コンサルタントが全面サポート
  • 全てのサービスを完全無料でご提供

それぞれの内容を説明します。

特長1. 提携電力会社に一括で見積もりを取得

2025年時点で電力会社は770社以上存在するため、最適なプランを見つけるのは容易ではありません。
複数の電力会社から見積もりを取ることは基本ですが、電力プランに詳しくない担当者にとっては負担の大きい作業になります。

当社は以下3つの基準により厳選した提携電力会社から最適な電力プランを紹介することが可能です。

  • 新電力を運営する母体企業の信頼性
  • 国内電力供給シェアが上位1割
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さらに、お客様へ電力会社から直接連絡が入ることはなく、煩わしいやり取りの手間も不要です。
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※直接の面談をご希望の場合は、お引き合わせも可能です。

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より良い条件の見積もりを引き出すためには、専門的な知見が必要です。
料金プランについて熟知した当社コンサルタントが電力会社と単価交渉をおこない、有利な条件での契約を徹底サポートします。

◎各社見積書の条件を一覧表にまとめます

電力会社のプランは年々複雑化しています。
その上、見積書はフォーマットや前提条件が各社で異なるため、どの料金プランが最適かを見極めるのも困難です。

実際、複数社から取り寄せた見積書に記載されている「削減見込額」の大きさだけで電力会社を選び、失敗している法人様も少なくありません。前提を同じ条件に整えないと、比較が不十分だからです。

当社に依頼いただくと、電力に詳しくない方でも簡単に比較検討できる、各社料金プランの条件を整理した「条件比較一覧表」を作成してお渡しします。

そのうえで各プランの特徴を丁寧に説明し、不安や懸念点を解消します。
ちなみに、当社に一括見積もりを依頼されたとしても、切替のお約束はありませんのでご安心ください。
「電力会社の見積もりを見てみたい」「今後の参考にしたい」というお話でもしっかりサポートしますので、お気軽にご活用ください。

◎一括見積もりを依頼するメリット

自社対応される場合と当社に依頼いただく際の比較表を以下に記載しました。

各電力会社と直接やり取りするのは非常に大変です。

担当者の方が本業に集中できるよう、電力会社との面倒なやり取り、見積書の収集や契約条件の整理、料金プランに関する知識説明まで全てのフローで全面サポートします。

なお、当社を飛び越えて電力会社から直接連絡が入ることはありませんのでご安心ください。

特長3. 全てのサービスを完全無料で提供しています

電力アドバイザーズでは、「電力会社の選定」から「契約手続き完了」まで、すべてのサポートを完全無料でご利用いただけます。

固定費や成功報酬などの名目で、企業様に費用をご負担いただくことは一切ありません。
初期費用0円、成果報酬0円──つまり、本当に“1円もかからない”サービスです。

◎無料でサービス提供できる理由

「どうして無料でできるの?」とよくご質問をいただきます。
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企業様が当社経由で電力会社と契約に至った場合、電力アドバイザーズはその電力会社から紹介手数料をいただく仕組みを採用しています。つまり、当社は企業様からは一切手数料をいただかず、電力会社からのみ報酬を受け取るビジネスモデルなのです。

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この説明をすると、「紹介手数料が電気料金に上乗せされて高くなるのでは?」とご心配される方もいらっしゃいます。

しかし、そのようなことは一切ございません。ご安心ください。
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提携先の電力会社は、複数の会社と競合する前提で見積もりを提出するため、どの社も少しでも魅力的な条件を提示しようと努力します。この競争原理が働くことで、適正かつ有利な料金条件を、企業様にご提供できる仕組みになっています。

もしご不安な場合は、弊社経由の見積もりと、別ルートで取得された見積もりを比べてみてください。きっと、当社サービスの優位性を実感していただけるはずです。

特長4.定期的に見直しとフォローを実施します

契約が完了して終わりではありません。
電力アドバイザーズは、切り替え後のフォロー体制にも力を入れています。

◎半年ごとに削減レポートを提出

電力プラン切り替えから6か月後には、「どのくらいコスト削減できたのか」を明確に示す削減実績レポートをお届けします。以前の契約(大手電力会社など)と比較し、どれだけ電気代が減ったのかを具体的な数字でご確認いただけます。

また、電力市場の変化があった際には、企業様にとって有益な最新情報をいち早くお届けし、“電力のパートナー”として継続的にサポートいたします。

◎電力プランの見直しを毎年サポート

多くの電力会社は、年度の切り替えに合わせて契約条件を変更します。
そのため、以前は有利だったプランが、次年度には不利になるケースも少なくありません。

しかし、電力会社にとっては「今の契約を続けてもらうこと」が目的のため、アドバイスを求めても、本当に企業の利益になる提案を受けられるとは限らないのが実情です。

一方で、電力アドバイザーズはどの電力会社にも偏らない独立した立場。そのため、常に公平な目線でプランを比較・評価し、必要に応じて最適な見直しのご提案を行うことができます。

実際に、多くの企業様がこの「定期見直しと伴走サポート」に高い満足を感じてくださっています。ぜひ一度、電力アドバイザーズのサポート力をお試しください。

一括見積もりに必要な書類は「電気料金の明細書」のみ

一括見積もりをご依頼いただく際に、基本的にご用意いただくのは直近12ヵ月分の電気料金明細書だけです。この明細書があれば、お客様の電力使用状況をもとに、最適なプランをご提案することが可能です。

◎明細が揃っていなくてもOK

「すぐに12ヵ月分は用意できない…」という場合でもご安心ください。
ご準備可能な分だけで試算が可能ですので、まずはお気軽にご相談いただければと思います。

より正確に試算したい方は「30分値データ」もおすすめ

より精度の高いシミュレーションをご希望の方には、「30分値データ」のご提出をおすすめしています。

◎30分値データとは?

30分ごとの電力使用量を記録したデータで、通常は電力会社の「マイページ」などからダウンロードできます。このデータがあれば、使用パターンに合わせたより細かな試算が可能となり、よりお得な電力プランを見つけやすくなります。

◎データの取得が難しい場合もサポートします

「どこからダウンロードするの?」「操作がわからない…」といった方もご安心ください。
取得方法がわからない場合は、当社がサポートいたします。もちろん、30分値データがなくても一括見積もりは可能ですので、まずはお気軽にご相談ください。

お問い合わせ方法について

電気料金の見直しについて「まず話を聞いてみたい」「相談してみたい」という方は、以下の方法でお問い合わせください。

▶ 電話でのご相談はこちら
0120-034-777(平日9時〜17時)
担当スタッフが丁寧に対応いたします。

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