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電気料金の上昇と人件費の高騰により、製造コストの見直しが急務となっていた株式会社小沢精密工業様。
既存の中部電力契約に加え、同社からの再提案も比較した上で、最もコストメリットの高いプランを選定した結果、年間約695万円(▲15.4%)の削減見込みとなりました。
さらに、燃料費調整額の影響を受けない完全固定単価プランへ切り替えることで、今後の市場価格高騰リスクの回避に加え、カーボンフリー電力への移行も実現。
コスト削減と環境配慮を同時に達成した事例です。
株式会社小沢精密工業様は、静岡県浜松市に本社を構える製造業の企業様です。
金属の切削、溶接(ロウ付け、半田付け)、研磨(平面研磨、円筒研磨、バフ研磨)など、幅広い加工技術を強みとされています。
※今回のインタビューは、代表の小澤様にお話を伺いました。
――今回、電気料金の見直しを検討されたきっかけを教えてください。
「やはり電気代の上昇が大きいですね。そこに人件費の上昇も重なって、製造コスト全体が上がってきている状況でした。電気は止められないものなので、どこかで見直さないといけないと感じていました。」
――電力アドバイザーズにお問い合わせいただいた経緯を教えてください。
「ネットでいろいろ調べている中で記事を見つけて、内容が分かりやすかったので問い合わせました。
実はその前に、自社でも1社の電力会社に直接問い合わせをして見積もりは取得しましたが、それが本当に良い条件なのか判断がつかなくて。
比較してもらえるなら一度見てほしいと思ったのがきっかけです。」
――当時の契約状況について教えてください。
「契約電力は528kWで、年間の使用量は約187万kWhです。
中部電力の高圧電力 第2種プランBで契約していて、年間の電気料金は45,079,497円(法人割引・長期割引適用済み)でした。」
――比較はどのように進めましたか?
「最初は、今の中部電力の契約と新電力の複数プランを比較してもらいました。
その時点で新電力の方が安くなる結果が出ていたので、その条件をもとに中部電力にも再度相談をしました。」
「中部電力からも条件を見直した再提案が出てきたので、そこも含めて改めて比較してもらいました。
既存契約、新電力、中部電力の再提案と、全部を同じ条件で整理してもらえたのは分かりやすかったです。」
――最終的な判断の決め手は何でしたか?
「最終的には、電力アドバイザーズさんから提案いただいた完全固定単価プランが一番安かったですね。
試算では38,122,014円まで下がる見込みで、年間で約695万円の削減になるとのことでした。
ここまで差が出るとは思っていなかったので、正直驚きました。」
――切替のタイミングはどのように決めましたか?
「法人割引や長期割引が入っていたので、途中で解約すると違約金がかかる状況でした。
そのため、すぐ切り替えるのがいいのか、それとも待った方がいいのかをシミュレーションしてもらいました。
ここまで細かくシミュレーションしてもらえるとは思っていなかったので、とても助かりました。
結果としては、年度更新のタイミングで切り替えるのが一番メリットが大きいと分かったので、そのタイミングで進めることにしました。」
「ちょうど契約電力が変わる可能性があるタイミングだったので、その点も相談しました。
契約電力の設定で損をする可能性もあると聞いていたので、そのあたりの考え方まで含めてアドバイスをもらえたのは助かりました。」
――プラン選定にあたり、不安はありませんでしたか?
「新電力という点は多少気にはなりましたが、内容をしっかり説明してもらえたので納得できました。
特に、中部電力の燃料費調整額の仕組みが変わって、より市場価格の影響を受けやすくなっていると聞いたのと、イラン情勢などの影響もある中で、今後の価格上昇リスクは気になっていました。
その点、今回のプランは固定単価なので、そういったリスクを抑えられるのは大きかったです。
また、今回の切替でカーボンフリーの電気に変わったという点も大きかったですね。電気代の削減だけでなく、環境に配慮した電気に切り替えられたのは、会社としてもプラスだと感じています。」
| 項目 | 内容 |
| 契約電力 | 528kW |
| 年間使用量 | 約1,870,000kWh |
| 現在の電気代 | 45,079,497円(法人割引・長期割引適用済み) |
| 切替後のプラン | 完全固定単価プラン |
| 切替後電気代 | 38,122,014円 |
| 削減見込 | 6,957,483円(▲15.4%) |
今回の事例のように、すでに電力会社へ問い合わせを行っている場合や、既存の電力会社から再提案を受けている場合でも、比較の仕方によって結果は大きく変わります。
条件を揃えずに判断してしまうと、本来得られるはずの削減メリットを見逃してしまう可能性もあります。
電気料金の上昇が続く中で、
「提案は受けているが、本当に最適か分からない」
「比較したいが、どこを見ればいいか分からない」
といったお悩みをお持ちの企業様も多くいらっしゃいます。
今回のように、一度整理して比較を行うことで、大きな削減余地が見つかる可能性があります。
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